ferewell song

ブログタイトルがいきなり縁起でもないと思われましょうが(笑)単純に好きな曲名から取りました。

1017 the pillows 30th Anniversary in 横浜アリーナ

 


 タイトル長え。長すぎて入らないよ。以下参照

 the pillows 30th Anniversary Thank you,my highlight vol.05"LOSTMAN GO TO YOKHAMA ARENA"

 

まさか横浜アリーナがソールドになるとは、夢に思いませんでした。ファンクラブの販売でチケットをご用意されず、茫然とした私、とか言って他でスイスイ取れるんでしょ!と思っていました。や、結果ぴあでご用意されたんだけど。

いや、横浜アリーナだよ?知ってる?ゆずとかRADとかがやるところなんだよ?

1日とはいえ木曜日というなんとも遠征しづらい(したけど)曜日に、横浜アリーナをソールドさせるなんて…、なんて人気バンドだ。

 

茶化すようだが、「なんて人気バンドだ…」を何回も感じたの、この日。行きの新幹線でもピロウズファンを見かけたり、グッズ買うのに長蛇の列だったり(グッズ買うときチラリと見えた会場の奥行きの広さに「ひ、広い~」と友達とおののいた。)、横浜の街ですれ違う人がみんなピロウズのいろんな年代のTシャツ着ていたり。横浜アリーナでライブをやるってそういうことなのかって思った。

 

なんかちょっとずっと信じられなくて茶化してしまう自分がいたんだけど、これ見た時に「ファッ、すごい、かっこいい…」ってなった。

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グッズ売り場に掲げられた写真です、並んでる時もいかにこれを写真に収めるかと…。

 

グッズを買い終わり(結構な長蛇の列にこのままライブが始まりかけてしまうんではないかと思ったが、それは大丈夫でした。←武道館の悪夢)一旦ホテルに戻って少しだらっとした後、グッズTに着替えて再び横浜アリーナへ。

なんかB'zの遠征で来る時とはちょっとやっぱ時間軸が違うな。こんなのんびりする時間あんまないもんな。(近場でホテルが取れないっていうのは往々にしてあるけど)

 

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人~。これみんなピロウズファン~。

人~、の割にすんなり入場できました。なんせスタンドなもんでな。

 

座席は有江さん側のスタンド、少し横だったのでまあまあ見やすかった。遠いけど。ピロウズで双眼鏡いる?いや、いらないよねーってなったけどあった方がよかったかもね。

 

席につきまして、突然ファミリーヒストリーのような映像が(笑)「???」となる客席、どうやらしんちゃんの子供のころの写真だ!話しているのはお母さんだ!(笑) 

しんちゃん、真鍋さん、さわおさんの順番でそれぞれの生い立ちがお母さんのナレーションでスライドされる。

みんな「ここまでやってこれたのはファンのおかげ」と言ってくれてなんだかありがたい。

 

その映像が終わったら赤い幕が下りたステージから

 

”聴こえてくるのはキミの声 それ以外はいらなくなってた”

 

さわおさんのアカペラが聞こえてきました。

うわ、もうかっこいい。

 

とりあえずセットリスト

 

 01.この世の果てまで
02.MY FOOT
03.Blues Drive Monster
04.アナザーモーニング
05.スケアクロウ
06.バビロン天使の詩
07.I know you
08.サリバンになりたい
09.LAST DINOSAUR
10.Please Mr.Lostman
11.No Surrender
12.Kim deal
13.ぼくは かけら
14.1989
15.ニンゲンドモ
16.雨上がりに見た幻
17.サード アイ
18.Advice
19.Swanky Street
20.About A Rock’n’Roll Band
21.LITTLE BUSTERS
22.Ready Steady Go!

アンコール1
01.ストレンジ カメレオン
02.ハイブリッド レインボウ

アンコール2
01.Ride on shooting star
02.Funny Bunny

アンコール3
01.Locomotion, more! more!

 

わあ、知ってる曲ばっかりだ!

 

独特の緊張感というか夢現というか、ピロウズのライブで感動的なものは他にもたくさんあったけど、今日この日のライブが特別なものだってことはひしひしと感じられたそんな時間でした。

 

特に拍手の長さや歓声の大きさは、みんな意識してたろ?って思う、私もそう。大きな会場だからいつもより大きくファニバニ歌わないと!30年、バンドを続けてくれた、変わらずメッセージを届けてくれた感謝を拍手に乗せて伝えなきゃって気持ちがよくわかったよ。

 

MCは割と少なめできっちり成功させるっていうさわおさんの気概を感じましたよ、まあ、Swankyで出とちりしたんだけど(笑)いや、もうそれで少しあった緊張がゆるんだっていうのあったと思うよ。

 

少なめながらも「みんな無職なの?」「平日にこんな集まってどうした」とか何回か言った(笑)

しっているか?ピロウズファンはいい大人が多いから無職じゃない方が仕事の都合がつくんだぜ。

 

「30年やってきて今日が一番人気があるぞ、俺たち売れるかもしれない」

今…?

 

「50になっても俺はサリバンになりたいんだ」と言って歌った「サリバンになりたい」が無茶苦茶グッときて、本編去り際にさわおさんは「俺は音楽業界を信じていない。けど、キミたちは信じたいよ。」と絞り出すように言った。信じてほしいし、信じている。音楽業界も信じられるようになればいいなって思った。

 

Ready Steady Goか?で銀テープが飛んできたんですけど、スタンドの私たちには関係ない話だぜって思ってたのにスタッフがたくさん配りに来てくれてゲットできました、そういうとこー、そういうところ好きになっちゃうー。

たとえピロウズであっても銀テープが飛んでくると曲そっちのけで民は躍起になるのだなって思った(笑)わかります、わかります。

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Locomotion,more! more!前に「最後に、若者だった自分を救ってくれたもの、そして50代になったバンドを今でも救ってくれるもの。それは普遍的なものだ。ずっと変わらない哲学。新しいも古いもない世界。それは“ロックンロールだ!!!”」

 

そうなんだよ、それが30年間曲げなかった哲学なんだよなーってこの言葉を聞きながらぼんやり思ってました。

 ヨコハマシティって歌詞変えてくれてぶちあがったな。

 

ちょいちょい隙をついて泣きそうになったけど終始楽しいライブだった、アニバーサリーライブだからと言って馬鹿みたいに華美にすることも感動的にもってくこともない、シンプルだけど確かなものがそこにある、そんなライブ。

私はこれからもthe pillowsの音楽を鳴らしていく人生でありたいと思った 。

いい一日になった、ありがとう、これからもお願いします!